家族葬で適切な部屋を選ぶための自宅と斎場のメリットとデメリット

監修
行政書士法人杉山事務所
所属行政書士会:大阪会 / 登録番号:22260069
運営者
ニコニコ終活責任者 飯塚
ニコニコ終活(担当:飯塚)
相談対応毎月10,000件以上

家族葬の部屋選びは、故人を送る空間の広さや設備を基準に自宅と斎場のどちらにするかを決めることで適切に進めることができます。ただし、自宅で行う場合は棺や祭壇を搬入する動線の確保が必要となり、斎場で行う場合は利用料金や設備の条件が異なるため、ご家族の希望や住宅の環境によって最適な選択肢が変わります。どの方法が適しているかは、ご自宅の間取りやご遺族の要望によって異なるため、まずはニコニコ終活の無料相談をご利用ください。

目次

家族葬で自宅の部屋を選ぶメリット

斎場使用料を抑えて費用を軽減できる

自宅の部屋を葬儀の会場として利用することで、専門の斎場ホールを借りる際に発生する式場使用料を一切かからないようにすることができます。そのため、葬儀にかかる全体の費用を大きく抑えることができ、限られた予算を他の項目に振り向けやすくなります。自宅で行うことで、数万円から数十万円かかる式場使用料を完全にゼロにできるメリットは非常に大きいです。費用負担を少しでも軽くしたいご家族にとって、自宅という空間を活用することは有効な選択肢となります。専門的な施設を借りない分だけ金銭的な余裕が生まれ、祭壇や供花などに費用を回すことができます。

住慣れた空間で故人とゆっくり過ごせる

病院から直接ご自宅へご遺体を搬送し、そのまま見慣れた環境で最期の時間を過ごすことができます。周囲の目を気にすることなく、ご家族や親しい方々だけで穏やかなお別れの時間を共有できる点が大きな利点となります。長年慣れ親しんだ自宅の部屋であれば、故人もご遺族も心穏やかに過ごすことができます。病院の霊安室からすぐに自宅へ戻ることで、ご家族も精神的な落ち着きを取り戻しやすくなります。他人の目を一切気にする必要がないため、故人との最期の時間を心ゆくまで味わうことが可能です。

家族葬で自宅の部屋を選ぶデメリット

自宅の部屋を葬儀会場にする際には、いくつかの具体的な懸念点に注意する必要があります。

項目自宅のデメリット発生する条件や注意点
広さの確保棺や祭壇の搬入スペースが必要ドアや玄関の動線確認が必要
集合住宅管理規約や制限への配慮が必要管理会社への事前連絡が必須
人数制限部屋の広さにより人数が限られる参列者の厳選と調整が必要

表に記載した条件を事前に満たしているかどうかを確かめておくことが大切です。

棺の搬入や祭壇設置に必要な広さの確保

自宅の部屋で執り行う場合、棺を室内に運び入れたり祭壇を組み立てたりするための十分なスペースが必要となります。玄関の幅や廊下の曲がり角、室内のドアのサイズなどを事前に細かく計測しておかなければ、当日に搬入できない事態が生じる恐れがあります。物理的な制約をクリアできるかをしっかりと見極めることが重要です。大型の棺や祭壇を設置するためには、家具の移動なども事前に行う必要があります。特に古い住宅では廊下が狭い場合があり、事前のシミュレーションが欠かせません。

集合住宅の管理規約や制限の確認

マンションなどの集合住宅に居住している場合、共用部分であるエレベーターや廊下の利用に関して特別なルールが設けられていることがあります。そのため、管理会社や管理組合へ事前に連絡を入れ、ご遺体や棺の搬入に関する規定を確認しておくことが必要です。事前の手続きを怠ると、搬入時に大きなトラブルにつながる可能性があります。周囲の住民への配慮も含めて、適切な手順を踏むことが求められます。管理会社への連絡が遅れると、搬入当日に利用を断られるトラブルに発展する恐れがあります。

参列者の人数制限による窮屈さへの配慮

ご自宅の間取りやリビングの広さによって受け入れられる人数が厳しく制限されるため、参列予定人数が多い場合には手狭に感じられることがあります。結果として参列者を厳選せざるを得なくなり、調整の段階でご家族の負担が増える可能性があります。限られた空間での実施となるため、事前の人数把握が不可欠です。予想以上の参列希望があった場合に対応しきれなくなるリスクがあります。リビングの広さに合わせた人数調整が必要となり、参列を希望する親族全員を呼べないケースが出てきます。

家族葬で斎場の部屋を選ぶメリット

遺族控室や仮眠室などの設備が充実している

民営の斎場や家族葬ホールでは、ご遺族が宿泊できる仮眠室やバスルームなどの設備が整えられています。自宅を片付ける手間をかけずに、故人のそばに付き添いながら落ち着いた環境で休息をとることができます。長時間の付き添いでも心身の負担を和らげることができます。充実した水回りや寝具が用意されているため、遠方から訪れる親族にとっても過ごしやすい環境が提供されます。最近の斎場ではホテル並みの綺麗なお風呂や寝具が完備されており、快適に過ごせる環境が整えています。

個室の安置室で故人を衛生的に守りながら過ごせる

自宅に連れて帰ることが難しい場合でも、斎場内に完備された専用の個室安置室を利用することで、適切な温度管理のもとで故人を安全にお預かりしてもらうことができます。面会時間内であればいつでも自由に部屋を訪れてお顔を見ることが可能です。衛生面での安心感を保ちながら最期の時間を共有できます。温度管理が徹底されているため、季節を問わず安心して故人をお任せすることができます。自宅での安置が難しい場合でも、専門施設の個室であれば周囲の目を気にせず何度でも面会に通うことができます。

家族葬で斎場の部屋を選ぶデメリット

斎場の部屋を利用する際には、費用や利用上のルールについて事前に把握しておくことが大切です。

項目斎場のデメリット発生する条件や追加費用
施設利用料総額の負担が増える仕組み日数に応じた施設使用料の加算
利用ルール宿泊や時間の制限がある厳格な上限や火気使用の制限
日程確保希望日時の予約が困難な場合混雑時期の空き待ちが発生する

表の項目ごとの条件を確認し、予算やスケジュールに余裕を持たせることが求められます。

専用の施設利用料が発生するため総額の負担が増える

斎場のホールや控室、安置室を借りる日数に応じて、施設使用料や設備管理費などの料金が次々と加算されていきます。そのため、自宅で行う場合と比較して葬儀全体の総額が高くなりやすく、予算管理に注意が必要となります。見積もりの段階で詳細な内訳を把握しておくことが求められます。利用する日数やプラン内容によって金額が大きく変動するため事前の確認が欠かせません。日数が増えるごとに控室の利用料や管理費が加算されるため、事前の見積もり確認が不可欠です。

宿泊制限や設備の利用ルールを守る必要がある

多くの参列者を収容する施設では、宿泊できる人数に厳格な上限が定められているほか、火気の使用制限や面会時間のルールが細かく決められています。自分たちの希望通りに自由に時間を過ごせないと感じる場面が出てくる場合があります。施設ごとの規約をあらかじめ確認しておくことが大切です。厳格な管理体制のもとで運用されているため、独自の要望を通すことが難しいケースがあります。施設によっては宿泊できる人数に厳しい上限があり、想定よりも多くの人が泊まれないことがあります。

他の葬儀との兼ね合いで希望する日時を確保しにくい

大安の曜日や混雑する時期には、希望する斎場の部屋や火葬場の予約がすぐに埋まってしまうことがあります。空きが出るまで自宅や別の安置施設で数日間待機しなければならず、予定していた日程が後ろにずれ込む可能性が高まります。希望通りのスケジュールで進められない場合がある点に注意が必要です。施設の稼働状況によっては大幅な日程調整を強いられることがあります。火葬場の空き状況や斎場の混雑具合によって、思い描いていたスケジュール通りに葬儀を行えない場合があります。

家族葬の部屋を手配する際に行う事前確認手順

家族葬の部屋をスムーズに手配するためには、事前に自宅や斎場の条件をしっかり確認しておくことが大切です。

自宅の間取りと搬入経路の寸法を測る

自宅で執り行う場合は、玄関の幅や廊下の曲がり角の長さを正確に計測しておくことが重要です。大きな棺や祭壇が物理的に通過できるかどうかを事前に把握することで、当日のトラブルを未然に防ぐことができます。実際の寸法をメジャー等で測り、十分に余裕があるかを確認することが必要です。メジャーを使って玄関や通路の幅を正確に測り、担当の葬儀社に相談しながら判断することが大切です。

マンションの管理会社へ利用規約を確認する

集合住宅に住んでいる場合は、管理会社や管理組合へ連絡し、共用部分の利用に関する規定を確認しておく必要があります。ご遺体の搬入について特別なルールが定められているケースがあるため、事前にしっかりと相談しておくことが大切です。管理規約に抵触しないよう細心の注意を払うことが求められます。共用エレベーターのサイズ制限や搬入時の養生ルールについて、事前に管理組合の指示を仰ぎましょう。

候補となる斎場の控室や安置室の設備を確かめる

斎場を利用する際には、控室の広さや仮眠室の有無、安置室の面会時間などを事前に見学して確かめておくことが望ましいです。ご遺族が安心して過ごせる環境が整えているかどうかを細かくチェックすることで、納得のいく選択が可能になります。手続きに必要な書類や設備の詳細については、事前に取引のある葬儀社や専門の窓口で確認しておくことが必要です。実際に足を運んで控室の広さや仮眠環境を確認することで、当日のミスマッチを防ぐことができます。

家族葬の部屋選びに関するよくある質問

自宅の部屋が狭くても家族葬は行えるか

ご自宅のスペースが限られていても、コンパクトな祭壇を選んだり人数を最小限に絞ったりすることで実施できるケースがあります。ただし、動線の確保が難しい場合は無理をせず小規模な斎場を検討することが望ましいため、まずは葬儀社やニコニコ終活の無料相談をご利用ください。

斎場の控室に宿泊する際の追加費用はかかるか

多くの斎場では宿泊用の部屋代が基本プランに含まれていることが一般的ですが、寝具のレンタル料や日数延長に伴う費用が別途発生する場合があります。ただし、施設によって規定が異なるため、見積もりを受け取る段階で契約内容を窓口に確認しておくことが必要です。

集合住宅で安置を断られた場合はどうするか

管理規約や構造上の理由で自宅へのご遺体の搬送が難しいと判断された場合は、霊安室を備えた専門の葬儀施設を利用することが有効です。ただし、自己判断で迷ったときはトラブルを防ぐためにも、事前に専門の窓口やニコニコ終活の無料相談へ問い合わせておくことが大切です。

ニコニコ終活では全国対応で何度でも完全に無料で家族葬の部屋選びや葬儀のご相談を受け付けておりますので、まずは無料相談をご利用ください。

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